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2007年 11月 12日
僕的におすすめな2大ユーティリティーbrowsebackとLaunchBarですが、以前Google Web HistoryとSpotlightへなんて書いていましたが、もうSpotlightだけでいいんじゃないと思えるほどのLeopardでした。
なんといってもSpotlight用メタデータとしてWeb履歴にサイトの内容が全て保存されるようになりました! 標準機能で搭載とは正直すごい。ブックマークをするなんて操作が不必要になる日もそう遠くないのかもと思わされました。 この機能はAppleのサイトの300+の新機能ページに小さく書かれているだけだったので、キーワード的なテキスト保存かもしれないとそれほど大きな期待はしていなかったのですが、実際サイト内のテキストを全て保存しています。 http://www.apple.com/jp/macosx/features/300.html 僕的にはSafariの新機能として大々的に宣伝してもいいと思えるほどのすばらしい機能です。 Spotlightをよく使う人なら普通に検索するだけで既にこの恩恵を受けていると思いますが、Spotlightをファイル名の検索程度しか利用していない場合はなかなか気づかないかもしれません。 訪れたサイトの文章をコピーでもしておいて適当に巡回、そしてSpotlightにその文字をペーストしてみてください。Spotlightは数秒も待たずにSafari履歴からそのサイトを探し出してきます。 たとえば今Spotlightに なんといってもSpotlight用メタデータとしてWeb履歴にサイトの内容が全て保存されるようになりました! この文章をペーストすると、このページが表示されるはずです。 完全な履歴検索 なんて文字をほうりこむと、上記リンクで踏んだアップルのサイトが表示されるはずです。 そのままサイトを開いてcommand+[F] > returnでもしてください。 このWeb履歴データは /User/Library/Caches/Metadata/Safari/History にあります。同階層にBookmarksもあることからブックマークも内容検索が可能になるかもしれません。 browsebackはアクセスするたび同じページでも保存される上に(そのくせちょくちょく抜けもありますし…)、メタデータに余計なテキストが含まれるので若干非効率的なのですが、Safari履歴は効率的なのもありがたいところです。 このSafariの履歴ファイルのエンコードがわからないんですが、XMLで記述されているのでそのままでもいろんな利用法があります。 なによりなくなったページのテキストでも残っているというのはとても助かります。Full Page Textというタグで管理されているので、とりあえずSpotlightで見つけたファイルをProperty List Editerで開き、Dumpしてやれば保存されているサイトの内容が閲覧できます。 Safariの設定で履歴からの削除を1年後にしたりTime Machineと併用することで十分なWeb履歴を手に入れることが可能になりますが、個人的にはRSS等で配信される情報も完全に保存したいわけです。 RSSは内容がかわっても同ページと判断されるため、Web履歴も新しくアクセスした内容で過去の内容を書き換えてしまいます。これはこれで効率的な方法ですが、僕のような「とにかくすべて情報として残したい」タイプだとちょっと不満です。 というわけでAutomatorの出番(これも改善されかなり使いやすくなっています。なによりマウス操作を記録できるようになったというのはLogicにも応用できるところ。) 1.指定されたFinder項目を取得 /User/Library/Caches/Metadata/Safari/Historyを選択 2.Finder項目をコピー 3.Finder項目の名前を変更 現在の年月日を付ける こんな感じのWorkflowを作成しiCalのプラグインとして保存するとiCalのアラームを作成してくれます。 Safariの履歴ファイルをコピーするだけのWorkflowです。 あとはiCalで繰り返しを毎日にしてSafariで履歴の削除期間を1日後にすればOK、完璧なWeb履歴を簡単に手に入れることができました。 これであらゆるニュースや情報が毎日蓄積されていくことになります。多くて1日2MB程度なので1年で500MBくらいでしょうか。 browsebackもですが、いままで自分が訪れたサイトのテキストが全て保存されるということは、適当に情報サイトやニュースサイトをクリックしておくだけで、オフラインでも後からたどり調べることができます。昔どこかで見たような気がするが、サイトがなくなったかもしれないしGoogleではすぐに見つけ出せないなんてことがなくなります。 なんというか、複数の辞書や新聞数年分を一気に串刺し検索できるような、大げさにいえば自分の脳の代わりに記憶を担当してくれるような感じです。しかも数秒で見つけ出します。 標準機能なのでSpotlightから一気に検索し、普通に開けばSafariとの連携でサイトを表示、そのままcommand+[F]でページ検索の単語となります。思考を妨げない自然な操作を実現しているのではないでしょうか。 Spotlight自体の速度や入力時の自動選択もランチャーとして最低ラインに達することはできたような気もしますし、なにより演算子が簡単に使えるようになったので、Spotlightは十分満足できるのではないでしょうか。 ただやっぱりLaunchbarは手放せなかったです… しばらくSpotlightだけで慣れようとしていましたが、QTやAIなんて省略での呼び出しや学習能力がいまいちで結局Launchbarはインストールしました… そういえばLaunchbarがExposeの状態でうまく呼び出せなくなっているところが辛い。 ああ長くなってしまった… あとメールでメモを管理というシステムもうまく考えられていると思います。 システム的には単純に受信フォルダにメモを保存するようなかたちなので、外部からWebとして見ることもできますし、そもそも管理するために管理アプリを管理しなければならないトートロジー的な矛盾がなく、とてもシンプルかつスマート。 普段から大切なメモは自分にメールしたりしますし、To do,iCal,Mail等々、メモをどこに書くべきかを考えるようでは、そのうちメモした場所をメモしなければならなくなります。 それからcommand+control+[D]で辞書が呼び出せるんですけど、これが秀逸。 日常のちょっとした操作「コピー>辞書アプリ>ペースト>検索」という作業の流れがこのキーコマンド一発でOK。 キーコマンドを押したままカーソルを移動すると次々と検索できます。 これは難解な用語の多い文章を読むときや英文を読むときなんかはかなり便利。 こういう操作は、ちょっとしたUIの実装の違いで面倒になり使わなくなりますが、なかなかよく考えられた実装だと思います。 辞書自体の充実を望みますが辞書データはXML形式なので汎用性も高く自作することもできます。 さらに大画面Cover FlowやスペースバーでのQuick Lookが意外なほどに快適で、編集をしないかぎりファイルを開く必要がないというか、そもそもファイルを開くなんて操作自体がパソコン的な発想なのかもしれないと考えさせられたくらいです。 特にノートを使っているとトラックパッドから離れずスペースバーで操作できるので本当に使いやすいです。 検索しIcon表示にすれば、iPhotoのように右下にスライドバーがでてきてサイズを簡単に変えられるのも画像管理などでとても便利です。 そんなこんなで全体的な操作感も軽くなっていますし、率直な感想としてOSの進化とはこういうことかと感じました。 というわけで絶賛してみましたがいかがなもんでしょう。 まあそのうち不満点も発表させていただきますけれども…
by massiva
| 2007-11-12 00:43
| Mac
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